もうこの期に及んでこの発表となると、メディアの報道により情報にじゃぶじゃぶつかった日本国民のみなさんからの「あ~あ、やっぱりやってたか~」といううめき声が聞こえてきそうですが、メディア各社は当初(※)からこの拙者と同い年のやや太め母を、その行動から「うさんくさい」と見ていたようだ。ていうか、もうビラ配りしている当たりからかなりアレだったろ・・・・
※この『当初』をいつからにするかでは議論が分かれるところであるが、本格的にメディアがこの被告を「なんだか怪しいヤツ」と狙いを定めたのはいわゆる「豪憲くん事件」からであるような気がする。ただし彩香ちゃん”水死”事件の直後からも、一部の冒険的メディアはかなり疑っていた気配はあった。そして町の噂はさらに先行していたようだ。
近年の報道過熱による、事件関係者への取材については昨今個人情報保護法がらみで少し議論され、多少の制限は(自主規制を含め)かけられるようになったものの、ちょっと目を惹く事件があれば周りの迷惑顧みず情報求めて殺到する状態は残念ながら不変であってそれを正しいこととは思わないが、一応メディアの端くれ、ガセよりは真実を報道した方が後々いいに決まっているので、それなりの心証があっての報道だったのだろう。「ヒトを顔で判断してはいけない」とは昔から言われるが、もう大人になったんなら、ある程度自分の顔には責任を持ってもいいはずだ。声高に自分が被害者であることを言い立てビラを振り回す姿は良妻賢母とはほど遠く、横田めぐみさんの母とは対局の存在感であった。
順不同であるが、愛人たちと共謀して保険金殺人を繰り返した八木被告(控訴審で死刑判決、上告中)、愛犬家から金をだまし取ってバレそうになると筋弛緩剤で次々殺害し遺体を遺棄した上田死刑囚、和歌山毒カレー事件の林真須美被告(控訴審で死刑判決、上告中)、いずれも逮捕前にメディアの前に派手派手しく登場し言いたいこといいまくりの人々であるが、もうその時から怪しさ満点だ。このたぐいの人々にはなぜか共通の『臭い』がする・・・・それも特殊な人々だけが感じ取れるものではなくて1億国民がはっきり認識できる何かだ。
確かに判決が確定されるまでは被告人は無罪扱いというのが法である。逮捕をもってそのヒトをあたかも犯罪者決定であるかのように扱うことは誤っている。なので、上記で紹介したヒトの内、死刑が確定してない人々は法律上推定無罪であるわけだが・・・・もう真っ黒だろ、アレ。
またこの事件は彩香ちゃん事件を「両面で捜査中」とはしたものの、事実上『事故』と当初見た捜査当局への批判といったオマケもついてきたわけだが、もうしょうがないよ、飛び降り、飛び込みは争った痕跡でもない限りはなかなか他殺とは判断しにくいよ。しかしつい最近は「ヤベエなあ・・・・なんか豪憲くんだけじゃなくてコッチの方もクロなんじゃねえかなあ・・・・どうしよ、事故死にしちゃったよ・・・・頼むから余計なことまでゲロらんで欲しいなあ・・・」という捜査サイドの不安まで感じ取れる勢いだった。
上記のように彩香ちゃん事件については物証が乏しく、証拠は本人の自白のみであるので、いざ裁判が開始されたらそこは虚言女王こと畠山被告が証言をひっくり返す可能性もあるにはある。「2人殺せば死刑」というおおまかな判決基準があるので、弁護側としては彩香ちゃん事件こそが勝負所となるだろう。法廷では検察側の「まったく落ち度のない」「なんの疑いもなく」「将来への希望を突然絶たれた」「無責任極まる」「自己中心的な」「母親失格」「場当たり的な」といった厳しい言葉が飛び交うことが容易に予想され、彩香ちゃん事件の扱いによっては極刑もありうる。
子供が被害者である事件が相次ぎ、教育現場や自治体・コミュニティに過度な負担がかかる今、豪憲くん事件自白当時不審者どころか「同級生の母親さえ信用できないのか」と苦悩のどん底に叩き込まれ、さらに子殺しまで白状されてしまったんではもうどうすればいいのか。
この辺で終わってしまうあたりがこのブログの無責任なところだ。
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