自裁か遁走か

 第一報を聞いた瞬間誰もが「あっ、その選択肢選んじゃった!?」と思ったと考える。一部あるいは全部を明らかにするか、辞任してみそぎ選挙を戦うか、今後一生だんまりを決め込むか・・・・それとも自殺するのか。日本人であればああいう立場になった人が選びうる選択肢に自殺も想像したはずだ。あれだけ毎日叩かれ続ければシロでもクロでもどうにかなってしまうだろう。
 叩かれて叩かれて叩かれ続けて、それでも500万円の使い道を明らかにして(形だけでも)反省するでもなく、「法に触れてないんだからいいんでしょ?」とどっかのTシャツ投機屋のように開き直ることもなく、タダひたすらに幸薄そうな、どちらかというと生気のない「シマリスくん」のようなうつろな目でひたすら「適法に処理してました」・・・・なんだかTV見てても哀しくなってくる。言っているのか言わされているのか。安部総理に引き立てられてさらにかばってもらって、今更「懐に突っ込んでました」なんて言えない・・・・いやもう想像するだけ無駄だな。我々がTVで目にするよりも何千回も多くロボットみたいに「ゴウキテキセイニショリシテイマス。ホウリツニモトヅキヤルベキコトハヤッテイマス」と繰り返し続けてきっともう自分が何をやっているのかわけがわからなくなってしまったのだろう。もはやクロかシロはか関心がないが、このやるべきこと山盛りの国政の場において、浄水器がなんたらとか水道水がまずくてどうのとか、そういう低レベルな論争に終始する隙を作り、国民の政治離れに拍車をかけた責任こそ問いたい。小泉純一郎は組閣の際に誰の意見も聞かず、自分が作った閣僚候補リストを飯島秘書に渡し、金銭問題や女性問題等野党につまらん揚げ足をとられないよう徹底的に身元を洗わせて、合格した者達から選んだという。政策論争のみで国会を運営したい小泉の意志を感じる。
 郵政民営化という目標のためにそこまでした小泉。憲法改正という大事業を相手にするのであれば、論功行賞とかやってる場合じゃないんじゃないですかい、安倍さんよう。脇が甘いよ。

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福岡空港JAL機エンジントラブル

 NHKでなぜか捉えられていたエンジン発火の瞬間画像が流れていたが・・・・こ・・・・これは怖いぞー! 特に火を噴くエンジンがモロ見えな左後部座席窓側の人間は生きた心地もしなかったに違いない! ていうかよりによってこの日(日航機事故20回忌)に発生するとは乗客乗員空港関係者も揃って総毛立ったことだろう。
 ていうかどうしたんだろうねえ、JALは。
 工事現場なり工場なり、仕事が事故と隣り合わせのところでは「ハインリッヒの法則」なるものが教育されているはずですが、わかりやすく言うと、1つの大事故の影には30件の小事故が、30件の小事故の影には300件の「おっと危ない!」という事故寸前の事案があると思いなさい、という教訓であって、すなわち「職場で小事故が発生している内に根本的な原因究明と対処をしておかないと、小事故、大事故に繋がりますヨ」ということなんですが。もう今年に入ってからのJALのトラブルは小事故に限っても30件どころの騒ぎではなくとっくの昔にもっとスゴイ事故が起きていてもまったく不思議ではない勢いだ。これじゃあ怖くて乗れねえよ・・・・ということでJALにしかない老人介護パスが取れて半額で宮崎に帰ることも可能だったのですが、あえて余計に金払ってANAにしました。
 ところで金曜日夕から民放で放映された日航機墜落事故20回忌番組では、あたかも米国側が問題解決を急ぎ圧力隔壁の修理ミスということで決め打ちを目論んだように取られかねない構成でしたが・・・・世界中に数百機のジャンボを卸しているボーイング社の思惑があったとはいえ、他に原因があったのならあっちこっちで同様の事故が発生しているはずで、それはいくらなんでもという感じがするなあ。

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寝屋川事件(追加)

 文部科学省や教育委員会が作った危機対策マニュアル通りにおおむねやっているのに被害が・・・・というのはちょっと「危機管理」というものの受け止め方を間違っているからであって、戦略爆撃と同様、悪意むき出しの存在の侵入を100%防ぐことは不可能であり、見方を変えれば、危機対策マニュアルによって被害を3人の死傷者(しかも大人のみ)に止めることができたという成果があったと受け止めることもできる。本件については元々狙いが教師にあったという事情もありますが。
 ミクロで言えば異変に気付いた教師がさすまたを取りに行っている間に教師と栄養士が刺されているわけであり、武装の配置場所について再検討がされる可能性がある。でもって行き着くところは先生達は格闘訓練を受けたエキスパートであり常に武装している・・・・ヤな先生だな(笑)。

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寝屋川小学校侵入+教諭殺し

 流石に最近は「学校に不審者が侵入して事件発生」→「学校の不備」と自動的に叩くバカ新聞もあまり見かけなくなりましたが、これはもうかなり学校を責めるのは酷でしょう。いつもは監視カメラを見ている教頭が出張中・・・・1人の人間に監視カメラを任せているのならいつか絶対スキはできる。犯人がOBだった・・・・ここまで疑いだしたら学校は生徒と職員以外絶対立ち入り禁止!面会は門の警衛所で!とどっかの国防機関みたいな扱いにしないと防ぎ切れません。不幸中の幸いは犯人にもともと児童を襲撃する意図がなく、犠牲になったのが教諭であったこと。しかし教師を刺し自暴自棄になったところにたまたま児童が通りかかったらどうなっていたかわからない。
 結局常駐の専門警備員を雇うのが一番確実なわけで、予算の問題となってくる。公立の学校では自ずと限界があり、親たちから募るにせよ、全員の賛同を得られるかかなり厳しい。そのうち警備をウリにした私学も登場するかも知れない。
 無責任ながら提言はこのくらいにしておいて、拙者がこの種の事件が起こるたびに思うのは、事件発生直後に急に集団登下校保護者同伴を始めますが、親の負担が~とかいう話になってそのうち立ち消えになり、また事件が起こったら保護者同伴・・・・模倣犯が直後に発生するというなんか科学的根拠があるの?という疑問であって、やらないならやらないで「子供に不安を与えないために普段通り!」でもいいし、「いつ発生するかわからないので常に同伴!」でもいいし、一貫した姿勢で取り組んで頂きたい。そうした判断は地域の治安状況や家庭環境を把握した上でできることであって、正確な状況掌握と判断が求められる。場当たり的に世間が騒いでいる時だけ処置をして、ほとぼりが冷めた取りやめ、みたいなことがまかり通っているところは、結局真面目に考えてないのだ。 

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奈良女子児童殺し

 先日とある番組で『10名くらいの若い女性に「1ヶ月以内にスタッフが襲撃します」と予告した上でそれぞれいろんな防犯グッズ(ブザーとかスプレーとか)を渡し、予告通りに襲撃し、渡した防犯グッズを使いこなせるかどうか』という実験が行われているのを見たことがある。結果は半分使えたか使えないかぐらいで、持ってるだけじゃダメだね~というオチだった記憶がある。
 一方、「携帯電話持ち込み禁止」とした学校に対し、「最近はぶっそうで非常事態のために子供に携帯を持たせているんだ」と親がねじ込んで学校側が苦慮しているというニュースをかなり前に聞いた。
 被害者の児童はGPS付きの携帯を所持し、17日午後、小学校の前で母親に連絡を入れたのが最後に行方不明となり、当日夕方から夜間にかけて殺害され、翌日未明に発見。17日午後8時頃に「娘はもらった」旨のメールが女児の画像付きで母親に送付されている。
 画像の内容は報道されていないが状況から考えて遺体の画像であった可能性が高い。当初から身代金目的ではなく誘拐後ほぼすぐに殺害、親にメールを送りつける、春頃から当該地域においては不審な人物が目撃されていた等、メディアが騒ぐにはネタに事欠かない事件であった。

 最近はランドセルにGPS発振器をつけようという製品まであるらしいが、GPSをつけようが携帯電話を持たせようが防犯ブザーを持たせようが、結局は所持者が口車に乗せられて拉致されて即座に殺害されてしまっては結局はなんの役にも立たねえ存在であり、「コイツは怪しい」「コレは危ない」という嗅覚を養い、そして感知した以上は間髪いれず行動に移す訓練が子供に必要な時代になってしまったのかもしれない。小学校ごとにジェド豪士のレクチャーを! 重要なのは装備でなくて訓練です! と我田引水。
 しかし当該地域では春から不審者が目撃されていたこともあって学校においても注意喚起がなされ、親も高価なGPS付き携帯を持たせるくらいだから家庭においてもそれなりの教育がなされていたにもかかわらず、加害者の車におとなしく乗ってしまうという状況は不可解であり、いったいどうやって女児を誘導したのかが不可解なところだ。

PS:女児の通っていた学校では「命の大切さ」についての教育が臨時に行われていたと報道されたが、逆に児童生徒が加害者になった場合になされることの多いこの「命の大切さを再認識させる教育」って具体的な中身がなんなのかヒッジョーに気になる。なんだろう。拙者がもし児童生徒だったら、ガダルカナルの生還者やシベリア抑留の生き残り、ベトナム帰還兵とかの話を聞いたらすごい実感できると思うのだが皆はどうだろうか。

PS2:なぜ犯罪被害や事故にあって死ぬ子供ってみんな「明るく素直でいい子」なのだろうか。そのうち日本からは「明るく素直でいい子」は全滅してしまい、残ったのは生意気でエゴイストなクソガキだけです、みたいな。ま~でも近所の子供が不幸な死に方をして「アイツはホントにどうしようもない子でさあ」とコメントするのも、それが事実だったとしてもいかがなものかとは思うが。

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眼下の敵

 結果的にはま~ヨカッタのかも知れない。が、領海侵犯発覚から海上警備行動(海中だけど(<死))発令までの時間がイマイチ長いのが、計算ずくなのかお役所仕事の結果なのかが気になるところ。もし「もし『撃沈!』とか『拿捕!』とかになっちゃうとイロイロややこしいので(船体返還とか捕虜とか、戦時じゃないので捕虜じゃないとか、Mig25亡命事件以上のややこしさとか、そもそも原潜を日本近海で沈めちゃうとイロイロとまずいでしょ、とか)あえてタイムラグをつけて結果として『あ~逃げちゃった』というシチュエーションとなってしまうのがベスト」という政策的な判断が行われた結果であれば、いいんですけどね。本気で拿捕とか撃沈を狙ってたのなら予兆の段階でかけることも可能だし。待ち伏せ的に発令されたことが報道されてもそれを知った潜水艦の母国が潜水艦に指令を出すにしても電波のやりとりしたら国籍バレバレになるので指令はできないので、事前発令も可ですな。なんにせよ今いたずらに緊張をあおってもいいことないし。
 もっと救いがなかったのは「事前に与党の国対委に連絡がなかった」とプリプリ怒っている人たちがいることでそれは一応マニュアルに載っていたことをしなかったということで非難されてるわけですがそもそもいるの? そんな連絡さあ。一応「再発防止に努力します」という官房長官のコメントは出たものの、うっかり事前に議員さん達に連絡したら田中角栄以来の親中派議員がうるさいからあえてブッチしたのではとも勘ぐれるが、今の段階でそれはないか。しかし親中派の人々って国内的になんの利益があるんだろう。
 
 でもそろそろODAはやめようよ。

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