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根無し草の功罪

Tokyofo
 「お友達からでいいのでメールの交換からお願いします」と申し込まれ、メールの交換を半月ほど行っていた相手と土曜日に会った。相手からの要請であって人定質問と思われる。
 そう。旧来の知人の誕生パーティもほったらかして東京駅近辺で御デートをしていたのであった。許せ。
 しかし会員内に公開されているプロフィールよりその人は生まれは大阪だが幼稚園以降現在に至るまで千葉を離れたことがないことが明らかにされており、相手に望む要件にも強い地元志向が伺える。望みは薄い。薄いが、「あなたには経験値が絶対的に足りないのだから、食わず嫌いせずにとにかく数をこなすことです!」と千葉ノッツェの担当者から半ばキレ気味に言われた言葉を思い出す。そうだ。まず数をこなせ。
 相手は千葉在住、こちらは中央線在住ということで東京駅に設定・・・・したが待ち合わせ場所に苦心し結局八重洲ブックセンターを指定する当たりオイラの業の深さが伺える。
 介護士。同い年。そのままブックセンター内の喫茶店で話をして旧丸ビルに移動して昼食。その後東京国際フォーラムをウロウロしているうちに相田みつを美術館があったのでひやかす。その後適当なところでスイーツでもと思ったが適当なところが見つからなかったので1500には散会。
 その後秋葉原に移動して一服していると「今日はありがとうございました。(中略)やはりおつきあいとなると難しいですね。地元っ子なので(後略)」ということでお友達でいてください云々ということになった。切らない。どこでなにが繋がるかわからないからな。
 一般的に・・・・というか拙者が会員情報でいろいろ見た限りでは女性は職の有無・実家独り暮らしにかかわらず地元志向が強力だ。よく考えると拙者のように津軽海峡も関門海峡も関係なくガンガン移動する職の方が世の中にはむしろ少ないと言える。「何十年も同じとこ住んでてつまんなくないのかな」というのはある種国家公務員独特の農耕民族離れした指向といえるかも知れない。
 ところで田舎となると事情が違ってくる。有名な話は空軍のレーダーサイト勤務であって、それらの施設は大概絶海の孤島みたいなところにある。そういう所の地元の人々は島ぐるみ幼なじみであって(<幼なじみにいろいろ夢を見るのは一部のその筋モンだけだ(笑))、刺激もなにもない。そこへ制服姿の町育ちのレーダー士官とかがやってきたりするともう一撃だそうだ。女性の方は垢抜けた空軍士官とくっつけて、でもって転属に伴い島を脱出できて万々歳・・・・問題は地元男性陣の方であって、じゃあイケテル女性兵士や士官がやってくるかというとその数は希少であって、しかも地元男性陣の仕事は大概地元超密着型であるから、じゃあ女性軍人の方が転属になったらどうすんの? ということに。女性の方からして見れば寿除隊して島に残ってもメリットは少ないのだ。おっつけ島の女性は流出する一方で嫁不足が深刻化するという。「島の嫁を軍人さんが持って行く!」と反発を・・・・・買うもののやはりそういうところでは駐屯兵は祭りや行事や災害等に引っ張りだこであって貴重な人的資源である。痛し痒し。津波被害で有名な北海道の某離島での話。
 「そんなもんはなあ、惚れさせれば日本中どこ行こうとついて来るんだよ!」とは武闘派の諸先輩方の言葉であるが、恋愛感情という煙幕があれば大概の問題はそもそも無視されるのであって恋愛結婚をした人の暴論と言えよう。それがないので条件闘争から入り、そして頓挫しない可能性は非常に小さい。
 むしろ今後は転属や「少佐になったら退職する」といったネガティブ情報は当初伏せていた方がいいのかも知れない。最初から全オープンも考え物だな。

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コメント

惚れればどこにでもついていく、っていうのは好いた惚れたの恋人同士までの戯れ言でありいわば虚飾に満ちた言葉。結婚は現実がのしかかる。好いた惚れたがあってもやっぱり金のほうが生活には必要だよね親のこと心配だよね、ってなもんだな。ただうぬの場合は、お互い単身赴任出稼ぎってのはどうよ。で、家はお互い公共交通機関とかうぬの職場の定期便とかで移動しやすい中間地点に設ける。いわば相手先への橋頭堡っていうかルナツー。

投稿: 軍曹(まがいもの) | 2007.05.27 22:11

 んんー! 拙者の方はかまわないけれども一般的にはそれは難易度が上がっているのか下がっているのかさっぱりわかりません! 子供の保育園はどうするのだろうか。 ともあれ入隊以来一度もお会いしておりませんが暖かい(と思う)コメントありがとうございます。

投稿: 科神総研 | 2007.05.27 23:19

んーと、お互い単身赴任出稼ぎは、働いていてそれなりに職場でのポジションとか築いてしまっている人ならありかと。ただ専業主婦志向の人なら難しいな。保育園の問題は子ども、授かってからだな。ただ、拙者の経験から、保育園行く段階の子どもには父親はいなくても母親はすぐそばに絶対必要。父親はある程度年齢いってから、その存在が重みを持ってくると思う。しかも父親というよりも父親的な存在。実際、お父さんがそこにいても、お母さんのところに寄っていくしな。ちなみに拙者の結婚年齢は35なり。

投稿: 軍曹(まがいもの) | 2007.05.28 22:21

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