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NANA(1)(2)/矢沢あい

 『星の瞳のシルエット』と『ちびまるこちゃん』を連載で読まんがために丸坊主頭なのに恥ずかしい思いをして「りぼん」を近所の本屋で(なんでそんな足がつくところで!!)毎月買っていた頃だからもう20年も前か!?(<ショック)矢沢あいは既にりぼん内では中堅どこ以上の地位だった気がする。それから20年もたっているのだから作者は若く見積もっても40代のオバハンだ・・・・しかし作品がこのように大ブレイクしているということは、やはり若者にシンパシーを感じさせる何かを作品を通して発揮しているのだろう。凄いな。クリエイターはセンスなのだな、と思う・・・・そういやそうだな、重松清はオッサンだけども中学生対象のブツも書く。
 こういう「自分とはかけ離れた存在」を、少なくとも世で広く受け入れられるレベルで形にできるというのは表現者としてスゴイ。ていうかうらやましい。自分には絶対むりだなあ・・・(<何競おうとしてんだよ!)

 というわけで結構前から流行っていて古本屋でもなかなか100均のコーナーに並ばない人気作品をちょっとだけ買ってみました。電話帳のような雑誌の「NANA特集号(4巻分を収録・座談会付き<いらん)」をパラパラ立ち読みしたら、こりゃ単行本買った方が速い、と。
 何不自由なく育ち超がつく一目惚れ鉄人で後先考えずに上京して彼Pと暮らした~いというやや甘ったれな奈々と、親に捨てられ祖母宅で苦難の幼少期を過ごし苛烈な青春の末地元バンドのボーカルとしてそれなりに成功しつつあったがバンド解散にともないすったもんだあって上京したナナが知り合うとこまで!
 ・・・・ていうか夢一杯の若者が夢の現実のハザマで苦闘しつつ仲間と支え合ったり傷つけ合ったり組んずほぐれつというのは・・・・まあマンガに限らず青春小説であっても大なり小なりそういうもんですが、まあそつなく描いてありますな(←わかりにくいが高評価している)。面白いのは奈々の物語とナナの物語、どちらも単品で売れそうなネタを、2人を同居させることによってあえて同時進行で織り交ぜるところが新鮮と言えば新鮮だ。お互いの友人知人がクロスオーバーして影響しあうのも面白い。馬鹿売れしている割にはまだ8巻なのですな。
 しかし800万部(2005年当時なので今もっとスゴかろう)も売れて・・・・どのくらい儲かってらっしゃるのかしら(ドキドキ)(<下世話な・・・)

 ところで映画『NANA』の中島美嘉扮するナナ、メイクが怖すぎると思うのは拙者だけだろうか。前からあんなんだったっけ~。

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